足立佑介‘s diary

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恵まれた環境に甘んじず

こんにちは。

 

足立佑介です。

 

今回は、鮎川義介さんです。

 

日立、日産グループの土台を一代でつくりあげたのが彼です。

 

経営者というのは2代目、3代目だと初代の苦労を知らず、恵まれた環境で育つようになります。

するとどうしても考えが甘くなり、

何よりも精神力が脆くなってしまう人が多いようです。

 

恵まれた環境の中で努力すれば、初代や2代目よりもさらに発展することができるはずです。

ですがなかなかそういう人物は出てこないものです。

恵まれていると逆にハングリー精神を持てないのだと思います。

 

しかし彼は、恵まれた環境の中で誰よりも努力し、

勉強をして肩を並べる人がいないぐらいのとんでもない大物になった男です。

 

彼は山口県の士族の長男であり、三井財閥顧問の姪という恵まれた家系に生まれ、

東京帝国大学の工学科卒という経歴を持ちながらも、

一介の見習い職工として就職します。

 

技術を学ぶ為にアメリカへ渡った時もコネを使わず、

約2年間職工生活をして、当時の最新鋳物技術であった可鍛鋳鉄を習得して帰国しました。

 

そして日本初の可鍛鋳鉄会社、戸畑鋳物を設立。

この会社が現在の日立金属の前身となる会社です。

この会社をはじめとし、次々と会社を設立し日産コンツェルンと呼ばれる大財閥を築き上げたのです。

 

恵まれた環境に甘んじず、自分を律し努力し続ける胆力に脱帽ですね。

 

私も今の環境に甘えず、いつも新鮮な気持ちでチャレンジし続けます。

 

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