【田中角栄】一言の重み
こんにちは。
足立佑介です。
本日は、「田中角栄」さんです。
佐藤栄作元首相の秘書の思い出話です。
年の暮れ、都内のホテルで佐藤首相と田中幹事長とが会談をしていました。
会談終わりに、田中幹事長がホテルを出られるので玄関までお見送り行きます。
すると田中幹事長の車の窓があき、こちらに手招き。
近づいて行くと、田中幹事長が「年は越せるかい」と声をかけてきたと言います。
「はい」と答えると「何かあったら何時でも私のところに言ってきなさい」と言われたそうです。
それ以来、秘書はどんなに辛いことがあっても、これ位のことで田中先生に頼っては申訳ない。
そう思って日々を頑張ったそうです。
田中先生の言葉が自分の支えとなっており、感謝をしていると。
佐藤栄作の秘書にも声をかける優しさだけでなく、たった一言がその人の生涯の励みになっているのです。
凄いです。