足立佑介‘s diary

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【田口利八】運輸業界のパイオニア

こんにちは。

 

足立佑介です。

 

今回は、田口利八さんです。

 

月賦で買った中古トラック1台を持ってトラック運送業で身を起こし、西濃運輸を創業した方です。

 

「踏まれても、踏まれても強く野に咲く福寿草

 

春一番福寿草という花が咲きます。
福寿草は長い冬の間、いくたびも雪に押しつぶされながらも、じっと耐え抜いて、やがて花を咲かせて人々に春が来たことを知らせるのです。
この福寿草に自分の歩みを重ねて作ったのが上記の句だそうです。

 

彼は数々の苦境を乗り越えて、業界トップ企業となる西濃運輸を育て上げたのです。

 

今でこそあたりまえである運送業も当時は業界の常識を逸していました。
運輸省に直談判するが当然取合ってくれない状態が続きましたが、トラックの長距離運送の必要性を感じている彼は諦めませんでした。

また来たかといやな顔されても粘りに粘り、通い詰めて20日でついに「まあ、検討してみるから正式申請を出すように」と、運輸官僚を説き伏せて長距離路線の認可を勝ち取ることに成功したのです。

これにより、彼はトラック業界の長距離輸送時代のパイオニアとして名を残したのです。

 

「創業から今日まで、苦しいことの連続だった。それを克服することができたのも、あえて困難な道を選んだのも、春を告げる花・福寿草が教えてくれたものだ。踏まれれば踏まれるほど、たくましく育つ福寿草。私はこの野に咲く福寿草が、好きでたまらない」と、述べています。

 

福寿草の花を見るたびにこの句を思い出しそうですね。

見たことないので、見ても気づかない可能性大ですがw

 

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