集中して取り組むから面白くなる

こんにちは。

足立佑介です。

今回は、「原安三郎」さんです。

日本化薬の元社長。
幾多の経営不振の会社を再建し、「会社更生の名医」と賞賛されました。

1970年には勲一等瑞宝章を受賞。

大人物になる方は、主体的に仕事を創造する方である傾向が強いです。

彼の経歴です。

早稲田大学商学部を首席で卒業後、
日本化薬の前身である日本火薬製造会社に入社。

最初に配属された先が飯場の炊事係でした。

思ってもなかった職場でしたが、彼は腐りませんでした。

米の仕入れ一つにしても「どこの米がうまいのか」「米の値段の違いの原因は何か」「品質に違いはどう影響するのか」「どういう流通経路で仕入れるのか」「肥料に何をつかっているのか」等々。

調べる気になれば勉強する材料が盛りだくさん。
勉強していくと、次から次へと、また勉強の材料が出てくる。

最初はつまらないと思っていた日々の仕事にもはりが出てきたそうです。

例え一見意味がわからなくても、集中して取り組んでみる。

そうすることで仕事のおもしろさはついてくるものですね。

どんどん仕事したくなるスパイラルに自分を乗せる為に一定期間の我慢が必要なこともあるのです。