足立佑介‘s diary

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私利私欲なく尽くす

こんにちは。

 

足立佑介です。

 

今回は高橋是清さんです。

 

日本銀行の歴代の総裁で唯一その肖像がお札として使用。

彼は第20代内閣総理大臣も務めています。

 

とことん無欲で国に尽くす人間だったと言います。

 

初代特許局長の座に就いていたが、ペルーのカラワクラ銀山経営の話をもらうと、

自らも全財産をなげうって出資。

結果、騙されて全財産を失うことになります。

 

その後、彼の人望もあり様々なポストを提案されるがすべてNO.

 

「これまで私が官途についたのは、衣食のためにしたのではない。今日までは何時でも官を辞して差支えないだけの用意があったのである。従って、上官が間違っていて正しくないと思ったときは、敢然これと議論して憚るところがなかった。しかるにいまや、私は衣食のために苦慮せねばならぬ身分となっている。到底、以前のように精神的に国家に尽くすことができない」

 

私利私欲なんてものはなく、清らかな心すぎます。

 

結局は当時の日銀総裁から「日本銀行建築所主任」という端役ポストをいただき、

勤め上げた結果、日銀総裁まで上り詰めました。

 

国から何度も大臣のポストへ就くように要請があったが、
それもことごとくNO.

 

「二・二・六事件」で生涯を終える前に、彼は最後に蔵相を引き受けた。

 

「もっと歳が若くて、先へ行ってご奉公できるというのなら別だが、ワシはもうこの年齢だ。いま、ご奉公しなければする時がない。ワシは最後のご奉公と思って入閣した・・・」

と側近に語っていたと言います。

 

一貫して無欲で国に尽くすという姿勢から、周りからの信用や信頼が厚かったのがうかがえますよね。

 

ここまで綺麗な人間ではないのですが、
人の為に尽くす人間でありたいという思いを常に忘れずに仕事をしたいものです。

 

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