謙虚さと礼状
こんにちは。
足立佑介です。
今回は、「鬼塚喜八郎」さんです。
アシックス創業者。
彼はどんな方にも手書きで礼状を書く方だったそうです。
わざわざ手書きで礼状を出すのは、礼儀であったり、人のご縁を大切にする気持であったり、また何時お客様になってくれるかもしれない、といった色々な思いがあってのことだと思います。
ですが、ずっとこのような謙虚な姿勢で日々、人と接してきたからこそ、
今のアシックスがあるのだ感じます。
逆にいうと、「返事なんて書いている暇あるか」といったような
驕った気持ちや、人を粗末にする気持が僅かでも出ると、商売が立ち行かなくなることを示唆しているようで、商売の厳しさというものも感じられますね。
2代目、3代目の社長にはあまり聞かれない話だそうです。
直筆でお礼を返すところに創業者の凄さ、商売の厳しさというものを感じられる話です。
私も経営をするうえで、謙虚さというのは大事にしていきたい価値観です。