足立佑介‘s diary

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命をかけられるリーダー

こんにちは。

 

足立佑介です。

 

今回は、「出光 佐三」さんです。

 

石油元売会社である、出光興産の創業者です。

 

彼は温かい大きな心を持っているからこそ、

命をかけてくれる部下がいた経営者であると思います。

 

彼は明治44年に出光石油を創業。

 

戦後、
借金を背負いながら国内社員200名、帰国する社員800名を
解雇しないという決断を幹部の反対を押し切って断行。

 

その時は、国内にある営業施設もすべて政府の統制機関に
接収されて仕事口がまったくない状態でした。

 

しかし彼は、会社を信用すればこそ海外の危険な地へ出ていってくれた社員を見捨てることなどできないと、
社員はみんな家族であり、会社を支えるのは人だと。

 

なにをしてでもみんなを食わせていかねばならんと、
自ら仕事探しに奔走し、電気の修繕、農業、漁業、印刷、醤油や食酢の製造、
ラジオの修理、販売と業種や仕事内容には拘らずに仕事を獲得。

 

獲得した仕事で一番過酷だったのが旧海軍のタンク底に残る石油回収。

ガス爆発の危険を伴う汚れ仕事です。

この仕事の完遂は社員に自信を与え、自助の精神を植え付けたそうです。

 

以後、困難に直面した時

「タンク底に帰れ」が出光社員の合言葉

となっています。

 

どんなことがあっても家族である社員を守り、自分が率先垂範で動く。

現代で言うサーヴァントリーダーシップの極限であると感じます。

 

私も経営している会社の仲間にとことん尽くします。

 

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