足立佑介‘s diary

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すべてのことには意味がある

こんにちは。

 

足立佑介です。

 

今回は、スキャットマン・ジョンさんです。

 

 

52歳で歌手としてアルバム『スキャットマンズ ワールド』でメジャーCDデビュー。

このCDは、日本やヨーロッパ諸国など全世界で600万枚以上を売り上げ、

世界各国のチャートでNo.1を飾りました。

 

日本で1996年度ベスト・ニュー・インターナショナル・アーティストを受賞。

ドイツでビッゲスト・クロスオーバー・アーティストECHO賞を受賞。

イタリア・フランス・ポーランドでも多くの賞を受賞。

アルバムとシングルのヒットで合計14枚のゴールドディスク、18枚のプラチナディスクを獲得。

 

音楽活動以外で、吃音者団体を支援するためのスキャットマン基金を設立。

世界の吃音者に関して著しい功績を与えたとしてアニー・グレン賞、チャールズ・ヴァン・ライパー賞を受賞。

 

 

そんな彼の重厚な経歴です。

 

彼は、子供のころから吃音を克服しようと努力してきたが叶わず、コミュニケーションの手段を言葉以外に探し出しました。

 

14歳の頃からジャズに慣れ親しみ、当初はジャズピアニストとして南カリフォルニア周辺のジャズクラブで活動。

吃音から来るストレスをごまかすため、アルコールやドラッグに溺れる毎日を送っていました。

 

仲間のミュージシャンや友人のジョー・ファレルがドラッグにより死亡。

彼は仲間や友人の死をきっかけに酒とドラッグとの決別を果たします。

 

しかし、そもそもの原因である吃音と向き合わなければ、本当の意味で問題を克服できたとは言えないと考えました。

 

そこで彼は、「意味のない言葉ならどもっても問題がないのではないか」ということで、

スキャットを取り入れた歌唱法を演奏に盛り込んだ曲を披露しました。

 

それが盛大な支持を得ました。

 

「すべてのことには意味がある」

 

コンプレックスを武器に変えることに成功した彼は、

52歳でメジャーCDデビューを果たしました。

 

経営においてもすべての出来事にメリット、デメリットがあります。

 

今のこの流行病でさえそうです。

どんな状況をも言い訳にせず、前進する理由と捉えるのです。

それが長く繁栄するためのひとつの重要な要素だと感じます。

 

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